前回より1週間が経過して、埼玉西部の紅葉は今が見ごろになりました。
買い物のついでに、「食事をして、ひとっ風呂入って帰ろう」と思ったのですが、いつもの温泉は休みだったり、混雑していたりでした。
仕方なく蕎麦屋で親子丼を食べようとしたら、昼はごはん類が無いようで、お品書きになし。
ありゃま、ここは親子丼が絶妙なのに。
真っ直ぐ帰るのは悔しいので、「少し紅葉を眺めてからにしよう」と軽くドライブすることにしました。
山の紅葉が見事で、それに見とれているうちに、気が付いたら横瀬に着いていました。
「ま、いっか。ちょうど、武甲温泉の前だし」
「ひとりきり」「雨」ですが、「少し長湯」を入れても、まだリスクは3つです。
片道40分なら「長距離」ではないですから、その辺はどうにか。
露店風呂にだらだら入り、さっと帰って来ました。
帰路は高麗神社に寄りました(187日目)。
駐車場に車を入れ、ドアを開けると猫の鳴き声が聞こえます。
いつも同じ所に停めるわけですが、その前がちょうど雨が当たらないので、トラはそこに居たのです。
最近は、この猫も食が細く、ミルクも鶏ササミも数口ですね。
猫が食べられるものを探して、2度車に戻りました。
こちらに背中を向けているので、「濡れると風邪をひく。早く帰りな」と声を掛けると、猫が「ニャア」と返事をします。
参拝をしながら、「あ。あの猫は抱っこして欲しかったのだ。寒いから」と気が付き、猫の居た場所に戻りますが、既に姿を消していました。
すぐに背中を向けるからと言って、こちらに無関心なわけでは無いのですね。
そう言えば、学生時代に、ある女子と何度かデートしたことを思い出しました。
まったく楽しそうじゃないし、「次」の話題も無い。
「オレには興味ないんだろうな。振られたか」
その気が無い相手に声を掛けても仕方がないので、次第に近寄らなくなります。
すると、しばらくしたら、当方が「捨てた」ことになっていました。
「何だお前は。サイテーだ」と言うバカな同期もいました。
(若者にありがちな、身勝手な正義感からですね。ひとを勝手に悪者カテゴリーで分類します。)
でも、いったい、どういうこと?
いまだに、猫心も女心もまったく分かりません。