日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第434夜 家族に知らせて

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夢の話 第434夜 家族に知らせて

 知り合いに「説明のつかないもの」を見せるために、昔撮った煙玉写真を見せました。
 あるお寺に隣接する神社の鳥居近くで撮影したら、その後数日間に渡り、煙玉や光の帯が連続して写ったのです。
 気持ちの悪い写真はすぐに捨てますが、別段、不審を感じなかったものですので、放置してあったのです。

 画像を見ていると、左耳が「キーン」と鳴り始めました。
 耳鳴りです。
 「また血圧が上がったかな」
 少し休んだ方が無難だろ。
 居間に下り、自分の場所に座りました。
 すぐに寝入ってしまったのですが、これはその時の見聞きしたことです。

 夢うつつの状態で、断片的な映像が現れ始めます。
 「これを見て」という声とともに情景が現れます。
 芝生のような緑の草の上に、バラバラと写真が撒かれています。
 20枚から30枚です。
 その中の1枚の写真は、仲間で撮った楽しそうな写真です。
 4人か5人の女性が写った記念写真でした。

 右下の女性に目が留まります。
 その女性は髪が肩までありました。18歳から22歳の間ですから、たぶん大学生。
 茶色と黒の上着を着ています。スタジアムジャンパーかカーディガンなのですが、はっきりとは分かりません。
 腕の一部に線が入っており、胸に「※8」という数字が書かれているので、スタジャンだと思ったのかもしれません。
 笑顔でVサインを出しています。
 どこにでもありそうなサークルの記念写真に見えますが、この女性は間もなく行方不明になっている筈です。
 既に亡くなっており、死因ははっきり分かりませんが、不慮の事故であることは間違いないようです。
 ここで誰かの声が響きます。
 「今は暗い所に居るが、もうすぐこの女性は悪霊になる。家族に知らせて、ご供養してもらう必要があるよ」
「ただの夢ではないから、ちゃんとやってね」とも。
 ご供養は宗教的なものではなく、肉親が当人の死を知り、「〇〇ちゃん」と呼びかけることが大切だとのこと。それで、光の道が出来て、女性が彼岸に向かう事が出来るそうです。

 ここで、次第に夢から醒めて来ました。
 頭は働くようになっているのですが、体の方が動きません。
 再び声が響きます。
 「今日のは普通の夢じゃないよ。その証拠を見せるからね」
 すると、家のあちこちから音が聞こえて来ました。
 「コン」「ピシ」「キン」という音で、比較的大きな音です。
 時々、夜中に聞こえる玄関を叩く音(掌で叩く「ベタ」というもの)も聞こえます。

 「伝えることくらいは構わないけれど、それ以上の事は出来ないよ」
 私はこれを声に出して言いました。
 このことについて何の説明も出来ないのですが、約束をしましたので、そのまま記述します。
 なお、最初の神社とは地縁的な関わりが無く、単に「扉を開く」きっかけになっただけのようです。
 たぶん、あの左耳の耳鳴りです。

 何とも判断が付きませんので、「夢の話」のひとつとします。
 もっとはっきり見えれば分かり良いような気もしますが、しかし、あまり関わりたくありません。
 「これは絶対に自然現象ではない」という大きな音がしましたが、それが今も耳に残っています。