日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎山を越える (235日目)

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◎山を越える
 今日はヤバかったです。
 経験的に「こうなったら、救急車を呼んでもアウト」という症状があるのですが、それにピッタリ合致していました。
 目覚めても、手足に血が通っていないようで、まったく動けない。胸の周辺は、漬物石が載っているかと思うほど重い。
 こういう症状です。
 電話に手を伸ばせなくなったら、もうそこでアウト。
 救急車に乗っても、病院に着く頃には終わっています。
 こんな知識を持っているので、早々に観念し、居間の床に横たわりました。
 家人が下りてきたので、「どうも有り難うな」と声をかけて、目を瞑りました。

 目を覚ましたのは4時間後です。
 その時には、体が動くようになっていました。
 「おお。また戻ってやんの」
 心臓の疾患は症状が通り過ぎると、平気になってしまいます。
 「今週からは検査週間だから、今日でなくともいっか」
 待ってもわずか数日です。

 体を起こし、家人に「神社に行ってくる」と伝え、外に出ました。家人は、なぜ寝る前に、ダンナがぽつんとお礼を言ったのか、分からなかったはずです。
 まあ、知らぬが花です(用法はちょっと違いますが)。
 当方の状況は、いまや医療ではなく、神頼みになってます(苦笑)。

 高麗神社の境内に猫の姿は見当たらなかったのに、神殿から出ようとすると。階段下でトラちゃんが待っていました。
 これも不思議です。
 いったいどこで当方を見つけたのか。どうにも釈然としません。
 バーサン猫なので、今はもっぱら煮干を与えるのですが、食べ終わると、当方の傍に寄ってきて、ゴロンと寝そべりました。
 「はいはい。撫でろってことね」
 体の一部を当方に接触させて寝転ぶところは、次女と同じです。
 20分ばかり猫を撫で、「じゃあ、今日は帰るから」と挨拶をして帰って来ました。

 これからは、たぶん、こういうことの連続だろうと思いますね。
 ま、こんなもんです。
 神社では、夏の茅の輪くぐりが始まっていました。

 追記)「知らぬが花」ではなく、「知らぬがほとけ」でした。
    こっちのほうが事実に即しています。