日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(日高) ようやく猫と再会 (248)

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病院の帰りに、高麗神社に参拝しました。
座って運転するのにはまったく問題ないのですが、外を歩くと少しふらつきます。

「昼の3時頃だし、トラちゃんはいないよな」
夏の盛りには、概ね4時過ぎがトラちゃんの出勤時刻です。

境内に入り、手水場で口をすすぎます。
神殿に向かおうとすると、猫が駆け寄って来ました。
「おお。いたのか」
3週間ぶりの再会です。

この猫も齢を取ってきたのか、最近は鰹節や煮干でないと食べません。
鶏肉やキャットフードは食べられなくなってきた模様です。
そこは人間と同じです。

おやつを食べると、「撫でろ」と言わんばかりに横になります。
やはり、猫は自分がご主人さま。
ひとしきり体を撫でた後、猫に「じゃあ、お参りをしてくるから」と告げます。

神殿に向かったのですが、後ろから猫が鳴きながら追いかけて来ました。
気持ちがよくなり目を瞑っていたら、召使がいないことに気が付いた模様です。
「相手に会いたいと思っていたのは、オレだけではなかったのだな」
なるほど。

いつもスゴイと思うのは、しつけが行き届いていること。
この猫は神殿の手前の階段までは来ますが、そこから中には絶対に入りません。
本当のご主人様が教えたのでしょう。
神殿を退出した後、ベンチに座って、再び猫と親しみました。

私が自身が抱えた問題について考え込み、眉間に皺を寄せていると、猫が振り返って、目の色を確かめます。雰囲気が違うことに気が付いたのです。
ペットを飼っている人は分かるはずですが、こういう時は、「動物でも人の気持ちが分かるのではないか」と思います。

30分ほど猫と過ごしました。
「じゃあ、今日は帰るから。バイバイ」
その言葉の意味が分かるのか、今度は追いかけて来ませんでした。