日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

扉を叩く音 (続)

秋から冬にかけて、「深夜1時から3時頃に玄関のドアを叩く音がする」話の続きです。

10月16日 午後3時半の記録。
玄関の直上の部屋が私の仕事部屋で、玄関を入ってすぐの部屋が息子の部屋になっています。
2階から下り、居間に入ると、息子の部屋の襖が半開きでした。
息子は部屋にはいません。

襖の前を通り過ぎる際に、部屋の中がちらっと目に入ったのです。
一瞬ですが、女性が座っている姿が見えました。
20歳より前で、着物を着ています。
「え?」
足を止めて、もう一度見直すと、既にその姿はありませんでした。

妄想の類かもしれませんが、妄想の時は概ね頭が作り出したものなので、おどろおどろしい姿をしています。
たまに街中で幽霊らしきものに会うことがありますが、生きている人となんら変わりないですね。
ごく普通に街に溶け込んでいます。

それが「生きた人ではない」と確信できるのは、目の前で消えてしまうから。
例えば公園のベンチに座っている人が突然消える。
周囲30メートルに人は居いないので、もし立ち去るとすれば、必ず歩き去る姿が見えますが、それがなく一瞬で消えてしまいます。
どこに行ったのかまるで分かりません。

今年は、深夜の方は比較的静かですが、家を出入りししているのでしょうか。

息子は怖がりですが、そういう方面の感度が薄く、影響を感じていない模様です。
多少の影響があるとすれば、眠っている時に、「自分の目線ではない夢を観る」くらいでしょう。