◎文字化け
SNSで入力後に、文字が化けているのは、よくあることです。
取り扱う情報量が多いので致し方ありません。
ところが、原稿関係で、RTFファイルの送受信でも、時々、文字化けが起きます。
意味不明の記号に化けている場合はすぐに分かりますが、似たような単語に化けている場合はチェックを逃れて活字になってしまう場合があります。
驚いて原稿を確かめると、原稿の方は正しいので、受信ファイルから写植ソフトに写す過程で化けてしまうようです。
理工系の娘とこの話をしました。
「25年位前までは、IBMとアップル、NECでデータ長が違っていたので、桁数の多い数値データをやり取りすると、コンマ下12桁位でエラーが発生したもんだよ」
NECで作成した「1」を、IBMフォーマットに変換し、さらにもう一度、NECに戻すと、「1.000000000001」になってしまうことがあったのです。
もちろん、画面に見えているのは四捨五入されているので「1」だけです。情報量が増えているだけ。
某省の委員会でこの話をしたことがありますが、コンマ下12桁の数値など誰も扱っていないので、一人としてピンとこなかった模様です。
「※桁以下を切り捨てる」のコマンドを入れていれば、問題ありませんが、生で使うと思わぬエラーが出ます。
娘に訊きました。
「今はどうしているんだよ」
「別に問題なく普通にやり取りできるんじゃないの」
DOSーV以降は解消されたらしいが、実態は分かりません。
しかし、結果はいずれにせよ「誤変換」です。
がっかりして、「いつ死んでもいい」気分ですね。
頭に来たので、PCの中に潜む「※※※の小鬼」って感じの小説にしようと思います。(ネーミングは思案中。)
電子頭脳の中に小鬼が居て、「人を選んで悪さをする」。
そいつを探っていくと、てな感じの話です。