◎夢の話 第545夜 暴れ馬
18日の午後2時の午睡中に観た夢です。
瞼を開くと、すぐ目の前に乗馬サークル(囲い)がある。
誰か男の人が馬を引き出し、それに跨ろうとしていた。
ところが、その馬が言うことを聞かない。
尻っ跳ねをして、男を背中に乗せようとしないのだ。
「暴れ馬なんだな。ちょっとやそっとじゃ乗れないぞ」
何度も跨ろうとするが、馬は男を振り切って逃げてしまう。
男はもう一人の仲間を呼ぶ。
その男は馬を宥めようと、ニンジンを与えたり、砂糖や塩を口に運んでやったりする。
口取りを引き、垣根に押さえつけているうちに、最初の男が跨ろうとするが、やはり直前で馬が逃げてしまう。
「あれはもう、無理に乗ろうとしても駄目だな。馬の気持ちが静まるまでそっとしておかなくちゃ。動物にだって心はあるもの」
ところが、男二人は業を煮やしたのか、馬を鞭打ち、弱らそうとする。
是が非でも思い通りにするつもりなのだ。
「まずいよな。ああいう扱いをしたら、死んでしまうことだってありうる」
「無理はやめとけ」と声を掛けてやったほうがいいのかも。
馬はいよいよ暴れて、男たちを蹴り上げようとする。
一人を囲いの角に追い詰め、後ろ足で蹴る。
ついに、もう一人が怒り出し、懐から何かを取り出した。
囲いの外から馬の首を掴まえ、無理やりにその何かを口の中に入れ始める。
その何かは見えないが、色の白い物だ。
オレは直感で、あれが毒だということを知った。
「あいつら。自分たちの言うことを聞かないなら、いっそのこと殺してしまえと思ったんだ」
ここで覚醒。
改めて思い返すと、最初の男はアベソーリで、後の男がスガ氏にそっくり。
なるほど。「共謀法が成立すると、一番最初に適用されるのが沖縄のデモ隊」なのかと、改めて納得した。次々に逮捕してしまえば、反対の声が上がらなくなる。
(ここはもちろん、勝手な想像で、夢の中の「馬」は、従順さの象徴だから、当てはまりそうなのがそれだということ。)
必要なのは「鎮圧」ではなく対話。ソーリ自らが現地に行き、「今はどうしても必要だ」と語りかけるべきだろう。その努力を一度でもしたことがあるか。
年限を切り、その期限が過ぎたら、別の場所に移すと約束すべきだ。
今は航空機の航続距離が桁外れに伸びているから、千キロ二千キロ離れていても平気だろ。「ここに基地ができれば嫌だろうな」という場所は他にもある(真っ直ぐ北のほう)。
共謀法で沖縄を「鎮圧」したら、次はどこを平定するのか。
いくらでも転用できる。