日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(扉を叩く音) 今年も始まる

今年の春に、「もしかして、しばらくは出ないのでは」と淡い期待を抱いていたのですが、やはり今年も始まりました。

9月6日午後5時40分の記録。
台所で夕食の支度をしていると、真上から「どしん」という音がしました。
上はちょうど2階の廊下の辺りです。
文字で書くより大きな音で、大人の男が力いっぱい足を振り下ろした感じの音です。
もちろん、家には私独りでした。

「ああ、今年も来たぞ、というご挨拶だな。どうもご無沙汰でした」
思わず挨拶をしてしまいます。

これから連日、騒がしい日々が続きます。
寝ると悪夢を観て、起きれば物音や声が聞こえます。

最も嫌なのは、「すう」とも「はあ」の中間くらいの音で、息を吐かれることです。
その音を聞く度に、断末魔の最後のひと息を想像してしまいます。

画像にも出る頻度が増しますので、写真を撮影した後に、すぐにチェックして捨てる必要があります。
かたちがはっきりしている時は分かりますが、不明瞭で念だけが篭っていることもあります。
強力な場合は、自身や周りの画像ファイルを壊してしまいますので、早めに削除する必要があるのです。
その反面、かたちが残ることで、自分の気が変ではないことが分かったりもするので、何とも言えません。

この手のことで、その対策に余分な時間を取られます。
私はまだ感覚が弱いほうなので耐えられますが、こんな第六感が鋭敏な人はさぞ苦労しているだろうと思います。
慣れられる部分と、どうしても慣れない部分があります。
姿かたちを見るのは慣れますが、音はその都度びっくりします。ま、想像を超える大きな音がするわけです。