日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎猫にも仁義がある(322)

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◎猫にも仁義がある(322)
 しばらく留守をしていましたので、久々に高麗神社に参拝しました。
 駐車場に車を入れ、鳥居に向かうと、猫のトラが寝そべっていました。
 「腹が減ってるだろ」
 カツオの切り身を出して食べさせます。キャットフードっぽいものは食べなくなっていますが、さすが美味しいものには食欲が出る模様です。
 この匂いがしたのか、別の猫が2匹近寄って来ました。
 いずれも白黒ブチで兄弟猫。近所の飼い猫らしく、人に慣れているし、十分に太ってもいます。
 2匹はトレイに近寄りたいのですが、トラが食べているので、寄って来られません。
 前に顔を入れようとしたことがありますが、トラがもの凄い勢いで威嚇して、追い散らしました。
 一瞬、トラの餌を分けてあげようかと考えたのですが、やはり止めました。
 猫全部に餌をやり、ここが猫神社みたいになったら、駆除されてしまうかもしれません。

 そこで2匹に声を掛けます。
 「おい。このトラ姉さんはオレの恩猫だ。だからこの方が死ぬまで面倒を見る。しかし、お前たちには恩も義理も無い。十分に鱈腹食って、散歩に出て、いい匂いがしたから餌を横取りしようなんてヤツには餌なんかやらない。早く家に帰れ」
 しかし、この2匹はバカなのか、我慢出来ずに1メートルのところまで近付いて来ました。
 「しっ」と追い払おうとすると、それより先に、トラ姉さんが出動して、思い切り猫パンチを食らわせました。
 
 「なるほど。オレはこのトラの持ち物だから、他の猫が手を出してはいけないわけだ。それと同じで、逆にオレが他の猫を撫でたりしたら、かなり腹を立てるに違いない」
 良かった。私は毛のアレルギーなので、トラ以外の犬猫に手を出すことはありません。
 今のところ、合格だろうと思います。
 やはり猫の間にも仁義があり、侵してはならない領域があるようです。