◎ホリエモン「生活保護世帯への進学支援は『税金の無駄遣い』」
内容は省略。ニュースを検索すればすぐに出ます。
政策自体が有名無実で、被生活保護世帯の中核は「高齢の単身者」と「片親（主に母親）と子」からなる世帯だから、対象がぐっと狭まる。さらに、生活保護を受けている状態では、大学どころか高校に通えるかどうかの方が問題だろう。
親が働く姿を見て、進学を自ら諦める子だって多かろう。
学費だけの問題ではなく、学校に行く間に働いた時の報酬を生活費に充てれば、少しは楽になる。
そう考えるからだ。
政治家たちが大見得を切っている政策だが、対象となるのは必ずしも多くは無い。
この人はそれがまったく見えていない。
そもそも実際にあてはまりそうな人がどれくらいいて、それを支えるのにどれくらいの資金が必要なのかを検証しないと、有効性を予測・判断することは出来ない。
コイツは被生活保護世帯の子弟に大学進学希望者が何人くらいいるかを、概数でも言えんだろ。
そういうことをせずに、政策の字面だけを読み、「税金の無駄」と言い切るのは、ただの弱い者いじめで、単なる差別だろう。
安倍総理なんか、昨日も「独断で」何千億も金を撒いた。
しかも大して日本の社会経済にプラスになるかどうか不透明な分野に対してだ。
その金の１パーセントにも満たない金額で、こういう政策は簡単に成就できる。
大統領の娘の「どうでもよい活動」に払う６０億でも、充分におつりがくる。
こっちも総理のおべんちゃらのための資金提供だ。
そういう無駄金を恵まれない子らの「ごく何人か」に回し、学位を与えれば、他人の心の痛みの分かる人材を行政や企業に送り込めるかもしれない。
少なくとも「クズ」エモンよりはましだろ。
ホリエモンの話は、１００メートルを競走するのに、自分は５０メートル地点からスタートしているのに、それに気づかず、他人に「何で７秒台で走れねーの」と言っているようなもの。
他の人は百辰世ら、もし１０秒を切ったら日本で２人目だ。
おまけにただのズル野郎なのに、自分が優れていると錯覚している。
ゴール地点しか見ていないからそうなるが、こんなヤツのくだらない説をメディアはどんどん流すし、それに賛同する「輪を掛けたバカ」も結構いる。
