◎夢の話 第666夜 納骨
2日の午前5時に観た夢です。
瞼を開くと、そこは実家の居間だった。
ソファに座って、話を聞いていた。
すぐ傍で話をしていたのは、兄と葬儀屋だった。
「納骨の段取りなのですが・・・」
「骨壷のまま納骨するか、お骨を出して納めるかということですね」
視線を奥の座敷に向けると、そこに母が安置されていた。
「お袋はまだ火葬になっていないじゃないか」
火葬が済んでいないんじゃ、納骨も何もないだろうに。
しかし、葬儀屋はお坊さんやらの手はずの話をどんどん先に進めて行く。
再び、俺は視線を座敷に向ける。
「え」
俺は思わず声を上げてしまった。
亡くなっている筈の母が布団の上に半身を起こしていたのだ。
ここで覚醒。
随分と前のような気がするのに、母が亡くなってから2週間も経っていません。
まだしばらくの間は、眠る度に母の夢を観るのだろうと思います。