◎見ごたえあり
WWEのアスカ選手の腕ひしぎを見るために、4時間くらいユーチューブを観てしまった。
腱の取り方が絶妙に上手い。
アスカ(カナ)は日本人らしい正攻法のストロングスタイルで、ジャガーさんのスピードと、ブルのパワー、カブキ・ムタのショウアップを併せ持つレスラーだ。
30歳くらいかと思ったら、既に36で、様々なキャリアを経た苦労人らしい。
日本時代からWWEまでの試合を観ていくと、「皮が剥けて開花していく」感じがよく分かる。
さすが、トコトン道を突き詰めている者には(正確には「者の中には」だが」、好機が回って来る。
受身も上手くて、アスカ選手が怪我をするのは、相手が下手すぎる場合だけの感じ。
それだけではスターになれないが、時々、表情、体の動きにきれいな線が出る。これが「持っている」ところだろう。
体型ががっちり型なのに、「線がきれい」なので、男性ファンには受けそう。
20年前は全日と全女の興行を見に行ったものだが、その頃の興奮を思い出す。アスカさんが日本に帰って来たら、試合を見に行こうと思う。
三角締めも上手で、あまり力を入れていないのに、相手が落ちてしまう。勘所が分かっているためだ。
手首足首を上手に極められると、実践に役立つので(護身術)、コツを教えて欲しいと思う。急所が分かっていると、相手が大男でも平気になる。