日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎「オバサン」がセクハラ?

◎「オバサン」がセクハラ?
 病院のベッドでテレビを観ていたら、あるコメンテイターが「ババア、オバサンってのもセクハラだ」との賜りました。
 おいおい。ババアはともかく、「オバサン」がセクハラなら、「オジサン」だってそうなるんじゃねーの?
「オバサン」は「叔母さん」「伯母さん」「小母さん」で、年齢が上か、関係上、目上の女性のことです。

 ところで、女性に「太った・やせた」と言うのがセクハラなら、オヤジに「髪・頭の毛が薄い」と言うのもやっぱりセクハラでしょ。
 ま、容姿のことには「触れぬが無難」で、最近の男は何も言いません。でも、女性は男の容姿のことは平気で言いますね。デブハラ、ハゲハラは良いわけなの?
 ちょっとおかしいよな。

 そもそも、「オバサン」と呼べなかったら、中高年の女性のことを何と呼ぶのか。
 「そこの『中高年の女性』の方。ちょっとお訊ねしますが・・・」
 かなり言い難いぞ。

 前に某出版社に原稿を送ったら、「『女中』と言うのは差別用語ですから、代えてください」と言われたことがある。
 おいおい。明治時代より前に「お手伝いさん」がいると思うのか。
 これをしろと言うヤツの頭がどうかしている。
 「殿さまが呼ぶと、すぐにお手伝いさんが駆けつけた」
 この一行で全部ぶち壊し。

 ま、今の基準で過去を断罪しようとすることのほうが不遜だと思う。
 「その時はそうだった。そういう時代だった」と理解すればよいわけで。

 今日は出発なのに、昨夜、急に妻から「明日までやっといて」とスピーチ原稿の直しを渡され、深夜まで働かされました。
 このクソババア。いい加減にしろ。
 家庭内なら、たぶん許容範囲です。違うか。