◎病院の笑い話
30台のある看護師は、ぽっちゃり体型。話好きで、とにかくよく話します。ダンナのこととか、子どもたちのこととか。
それにいちいち返事をしないと、「聞いてくれないんですか?」とすねるのです。
昨日はベッドに横たわり、テレビを見ている時に、その看護師が「ああでもねえ」「こうでもねえ」と話すので、適当に相槌を打っていたのです。
すると看護師が例によって文句を言いました。
「ちょっと。聞いてくれないんですかあ」
そこで、冗談を返します。
「今ちょうど、ビーチで水着のお姉ちゃんたちが出ているところだから、忙しいんだよ」
すると、看護師はプリプリ怒ります。
「わたしの話より、水着のお姉ちゃんのほうがいいんですかあ?」
「そりゃ、オヤジジイでも男なんだから仕方ないよね」
そこで看護師が言い返そうとしました。
「それなら、わたしもミ・・」
まさにその時、周りにいた男の看護師や患者五六人が、声を揃えて叫んだのです。
「やめてええ」「やめてくれい」
「水着になったら」の「ミ」までしか言っていないところで、皆が叫んだので、その看護師は大ショック。
「それじゃあ、わたしのお父さんが泣きますよう」
オヤジたちがぴったり同時に同じ反応をしたので、周囲は男女ともに爆笑していました。