◎ジジイにLINEは向かない
郷里で、母が入院しているのですが、従妹が甲斐甲斐しく世話をしてくれました。
手術直後にはオムツ替えまでやってくれたのです。
まあ、母親でも女性なので、男の息子たちでは嫌だろうとは思います。
その時の担当は男性看護師だったので、従妹が替わってくれたというわけです。
「母親でもないのに申し訳ない。お礼に何でも好きな物を買ってやるし、東京にきたら御馳走する」
従妹は2歳下ですが、見た目は42-43歳です。女性の外見は、中年以降は個人差がかなり出ますね。
ともあれ、時々、東京に来るそうなので、お礼をしなくては。
すると、従妹は「連絡するのに便利だから、LINEに入って」と言います。
LINE。それって美味しいものなのか?
当方はオヤジジイなので、ガラケーの方が良いくらい。ガラケーよりも、格安スマホの方が安いのでそれを使っているだけで、基本的に使いません。
「通話もメールもタダなんだよ。入ってね」
仕方なく登録を始めたのですが、キーが小さくてよく見えないのと、暗証番号を忘れたりしたので、途中で止まっています。
よく調べると、SNSよりもはるかに多くの個人情報が漏洩するしくみですよね。
ゲンナリして、そのまま放置しています。
元々、人付き合いが苦手ではありますけど。
結論は、ジジイにLINEは向かねえ、です。
オヤジジイがLINEを使いこなしていたら、それこそそっちの方がよほど気持ち悪いや。
(ここは「取れない蜜柑は酸っぱい」の法則です。)