◎夢の話 第687夜 隠れている
16日の午前4時に観た夢です。
瞼を開くと、目の前に箱庭のようなものがあった。
「何だろう」
緑色の四角い箱で、沢山のマス目に分けられている。
「これって・・・」
パッと思い浮かんだのは、『シャイニング』の迷路の場面だ。
ホテルの中に迷路の模型がある。
ホテルの施設に、客を楽しませるための迷路があるのだが、その構造をミニチュアで教えているのだ。
主人公のジャック・ニコルソンがその模型を眺めているうちに、その箱庭の模型が現実のそれと重なって行き、その中で遊ぶ妻や息子の姿が浮かんで来る。
そんな場面だ。
緑色の箱の中は次第に変化して行き、迷路ではなく、碁盤の目のような区画に分けられた。
すると、誰かの声がした。
「ひとつ一つが小部屋になっているんだよ。覗いて見てごらん」
確かに四角い部屋が沢山連なったかたちだ。
中央付近を覗くと、その部屋には何も入っていなかった。
思わず呟く。
「何も無いね」
すると、また誰かの声が答えた。
「そう見えるだろ。でも、それは違う。姿は見えなくとも、もうあの部屋の中に来てるんだよ」
なるほど。そう言われると、その小部屋の中に、目には見えないが、確かに何かが存在しているような気配がある。
「変化をかたちで追っていると、常に後手後手に回ってしまう。気配を感じ、それに対応することを考えるんだ」
おお。これって、『燃えよドラゴン』の冒頭の場面だな。
ブルース・リーが弟子たちを諭すところだ。
でも、俺は気付いていた。
「これって、ロト7攻略のために、俺が設計したマトリクスじゃん。次はこの位置に来るんだな。もう部屋の中に集結し始めている」
ここで覚醒。
ツキの神様が移動を始めており、ある特定のマス(枠)の中に行こうとしている。
そんな夢です。
分かり易い位置なのですが、こういう時は夢の内容を具体的に「他人に話してはならない」と言われています。
馬券などでも、夢に出た通りに買って万馬券を当てたことが幾度かありますが、「どれが勝つ」みたいなことを口外すると、必ず紛れが生じました。それと同じです。