日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎役に立つ言葉

◎役に立つ言葉
 テイラー・スウィフトさんの言葉。
 「LGBTを含む総ての米国人の尊厳を尊重しない人たちを支持できない」
 これは使える。
 米国人を日本人に替えるだけで良い。
 自民党の杉田ナントカ(「すいみゃく」「みづち」?)議員を攻撃するのにもってこい。
 それを擁護する自民党を攻撃する素材にも使える。

 比例でなく選挙区なら、この人は当選出来ない。
 なぜなら名前が書き難いから。
 とまあ、限りなく差別に近い手法で小ばかにするわけだが、この人自身がもっと酷いレトリックを使っている。

 LGBTなんか理解も共感もしないが、存在を否定出来ないことは高校生でも分かる。
 それを排除しようという話は、個人で考え、友達に言うのは勝手だが、公人ではアウト。

 ちなみに「水脈」は「みお」さんと読むらしい。
 「みづち」は妖怪で、答弁の時の画像のイメージだ。怖い。
 (この表現は、もちろんアウト。こういうのはダメだよという事例だ。失礼をお詫びし取り消します。←これも昨今の自民党手法。)

 野党がホントに盆暗揃いだと思うのは、誰1人として、「トランプはアホだから、相手にしなくとも良い。次の大統領と話をしよう」と言い出さないこと。
 野党なら気楽に言えるのに、何故言わないのか。
 国民の多くがそう感じているのに、便乗しない手はない。
 スウィフトさんの発言だって、いくらでも流用できる。

 安倍政権がトランプにひとことも言い返せないことが分かった今となっては、「トランプ。このクソ野郎」は最初に言ったもん勝ちになる。
 数年内にトランプ政権は終わるし、今度は真逆の政権が出来る。トランプを否定することは、安倍政権を否定することでもあるから、迂回効果を見込める。
 ま、ブーメランになり自分に返って来ることもあるわけだが、それくらいのリスクは当たり前だろ。
 政治家なんだから、その上で夢を語り、法螺を吹け。
 キング牧師の演説を、もう一回読んで、流用しろ。

 早く自民党を割って新しい保守政党を作る人が出て欲しい。
 今度はきちんと支援に行く。
 コンサルタント畑の人間は、目的のためには手段を選ばないから、役に立てると思う。スキャンダルなどは作ればよいわけだし。

 ちなみに「野党は批判するばかりで代案(対案)がない」と言う人が多いけれど、野党の仕事は与党を批判することだ。政策の穴を見つけ、これを修正するのが野党本来の目的になる。
 方針を作るまでが政治家の仕事で、政策の案は官僚が作る。
 官僚が手足となって働かない限り、精密な政策案は作れない。
 「代案・対案が無い」なんて、もっともらしい言い方をしているようだが、政策の形成過程について 何も知らない奴の言い草だ。
 何を言ってるんだか、とあきれてしまう。

 追記)中間選挙の前に「同盟国の日本の政治家が『トランプはクズ野郎だ。あれを大統領にしておく米国人の気持ちが分からない。大統領も無能だが、国民はもっとアホだ』と言った」というニュースを流せば、それは選挙にも影響する。
 米国人は小ばかにされるのが嫌いだからだ。
 トランプ政権が揺らげば、それにべったりの安倍政権が揺らぐ。千載一遇のチャンスなのに、野党がじっとしているのが、本当に不思議でならない。
 こういうのは発言に責任を持たなくとも良い野党しか出来ないし、トランプを下ろすことは日本の国益そのものだろうに。