日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎「世帯あたり30万円」

◎「世帯あたり30万円」

 おそらく欧米と引き比べてみて、「それに劣らぬ水準で」という思惑があり、「30万円」水準が先にあった。

 それを適合するために、「1世帯あたり」にしてみたが、世帯員はまちまちなので、「コロナの影響」で「住民税非課税」ラインまで「収入が減った」世帯を設定した。

 これで想定されるのは、概ね1千万世帯だと言う。

 (ここは、2月以降の変化が反映されるので、実際にやってみなければ分からない。)

 

 しかし、単純な発想だが、その「30万円」を仮に「10万円」にすれば、同じ予算で対象を3倍に出来る。

 「5万円」にすれば6倍だ。

 仮に対象者の規模が1千万だとすると、「5万円」なら「全世帯に配れる」という話になる。

 

 ここは野党だけでなく、与党自民党公明党にも反対者が多いところだ。

 それなら、この予算は国会での議決が必要だから、そこで政党の枠を超え、国会議員有志が政府の案に反対する手だろう。

 もちろん、代案も必要だから、すぐさま一律案を用意すべきだ。

 現状ではあまりにお粗末な案だ。

 

 安倍総理は震災の時の民主党政権の対応について、「悪夢」だと評して来たが、今や安倍政権は「地獄」の安倍政権(反対者もいるから「自民党政権」ではない)と言われることになると思う。