日刊早坂ノボル新聞

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◎さよなら人類

◎さよなら人類

 ネアンデルタール人は数百万年の間繁栄していたが、ごく短期間の間にさあっと滅んだそうだ。クロマニヨン人のような新人類に放逐されたわけではなく、おそらくインフルエンザみたいな伝染病が流行して、総てそれにやられたのではないかということだ。

 数年前のサーズや今の新型肺炎を見ると、「人類が滅ぶのも、案外こういうのがパンデミックに発展して、絶滅する」ような気がする。

 ちなみに、歌人はこのニュースが流れるだいぶ前に、「世界各地で中国人だけが全部死ぬ」夢を観たそうだ。かなりデフォルメされているが、「中国人」「感染症」の筋は当たっている。

 

 今に繋がる現生人類となると、まずはクロマニヨン人ということになるが、アフリカでホモ・サピエンスが生まれ、そこから各地に広がるようになると、クロマニヨン人と戦ったり、共生したりするようになる。

 遺伝子を調べた結果が面白くて、アジア人は2、3割クロマニヨン人の血が混じっている。また、コーカソイド(ヨーロッパ系)は3割から4割くらいで、最もクロマニヨン人の血が濃いそうだ。(数字はうろ覚えなので不正確)

 そうなると、「ホモ・サピエンス(アフリカ系)の血が、ヨーロッパ系(白人)を駆逐しつつある」というのが、現代、遺伝子学的に起きている潮流ということになるから、白人が黒人を差別し、遠ざけようとするのも、「生存本能が命じている」のかもしれん。

 うがった見方だが、それはそれは面白い。

 ライオンだって、自分の遺伝子を残そうとする時には、子ライオン(自分の子ではない)を殺すことも辞さない。

 

 新型肺炎に対する警戒心は、サーズの時よりも緩んでいる気がする。

 「ま、大丈夫だろ」という空気が大勢を占めているが、そういうのは最もヤバイ。

 ひとまず、あまり目立たないように、数週間の食料と水の備蓄をしておこうかと思う。

 市場に影響が出ないように、あくまで数個ずつだ。

 とりあえず缶詰だけはひと月分ある。