◎ソルダムが実を結ぶ
三年前、庭の一角にソルダムを植えたのだが、今までほとんど花も咲かなかった。
今年はチラホラを咲いたのだが、一個だけ実を結んでいた。
慰むなあ。
今はある理由で、心中に嵐が吹き荒れている。
しかし、こういうのを見ると少しく心が落ち着く。
だがサクランボの例だと、赤くなる頃を見計らって、小鳥が来襲して総て食べてしまった。
このソルダムも、味が出るころには危ういと思う。
何せ、五年位前までは周囲に空き地が沢山あり、枇杷やスモモの樹がほったらかしだったから、鳥はそっちに行っていた。
今は住宅になり、果樹を探すのも難しい。
家人に「袋を掛けた方がいいかも」と言うと、「それで落ちるかもしれないよ」との返事だ。うーん。
ちなみに、アケビあたりは、最初はお淑やかだったのに、今では処理に困るくらい繁茂している。コイツはしぶとい。
最初はお淑やかだが・・・、というのは人間に似ている。
マンゴーは冬を越せず枯れたかと思っていたが、一年置いてまた葉を出してきた。短絡的に考え、抜いてしまわずに良かった。
冬場は寒さ除けの覆いを掛けねばならんわけだ。