


◎夢の話 第931夜 穴
6日の午前3時に観た夢です。
PCの前に座り、外出時の画像を開いている。
「あれ?」
画像の一部の空間が歪んでいた。
こういうのが時々あるぞ。どちらかと言えば、画像ではなく目視の方だ。
「何がどうおかしいんだろ」
じっとその箇所を眺める。
すると、唐突に背後から声が聞こえる。
「これは『穴』だよ。お前はよく知っているじゃないか」
あ、これはアモンの声だな。また近くに来ていたのか。
思わず振り向いてしまうところだが、そこで止める。
コイツは顔が怖いからなあ。
「穴か。じゃあ、ここから出入りするのか」
「実態は違うが、お前らの感覚ではそう説明した方が分かりよいだろ。どうせ、ろくに物が見えず、音も聞こえない。そういうヤツには感触で伝えるほかはない」
だが、見え方は俺がいつも見ている人影と同じだ。
空間に「歪み」があり、多くの場合、それが人のシルエットになっている。
まるで映画の『プレデタ-』みたいにな。
じっと画像を眺める。
そのまま時間が過ぎて行く。
ぼんやりと「穴」の奥底が見えるようになって来た。
そこで気が付いた。
「なるほど。あの女の子はやはりここで俺のことを見付けたのだな」
ようやく納得した。
ここで覚醒。
短い夢のようだが、写真を見つめていた時間は四時間くらいだった。
こういうのは「かたち」を見ているわけではないので説明に困る。
見ているのは光の進み方で、進行方向に沿って光が進んでいない。
N湖畔でも同じような「穴」があり、そこでも、常時、自然現象らしき煙玉が出ている。
追記)書き洩らしたが、この画像の煙玉は総て自然現象だと思う。
空気の状態と光線の関係で、赤外線域でのみ見える。