日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎もう一枚後ろに(6/7追記)

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もう一枚後ろに(6/7追記)

 家人の後ろのカラス窓に私の姿がほんの少し映っている。

 最初は「例によって寄られたか」と思ったのだが、しかし、私の顔だ。

 「あんなにざわっとしたのに、結局は俺かよ」

 しかし、後になってもザワザワ感が消えない。

 もう一度点検すると、かなり巧妙に姿を隠しているが、私の後ろに女が立っていた。

 先日、台所にいる時に、手の届きそうな近くに立ったヤツだ。これはイリス系の悪縁で、前から少しずつ近寄っていたということだ。

 恐らく、他の人にはまったく見えないと思う。

 

 だが、私は繰り返し相手の視線を捉えているから、相手がどんな風に眺めているかは何となく分かる。

 こちらの存在に気付かれたのが八か月くらい前からで、その後、時々こちらを見ていた。

 お神酒を上げ、お焼香をし、ご神刀で切っているが、手が掛かりそう。

 

 ちなみに、これに気付いたのは私の顔の横に長い髪の毛が見えたからだ。私は短髪だし、そもそもだいぶ薄くなって来た。

 もはや頬を擦り付けられている状態なので、引き剝がすのは厄介だと思う。

 このところの不審事や案配の悪さはこれが原因だったか。

 

 こういうのが無くなれば平穏に暮らせると思う一方で、もしまったく気付かずにいたら、知らぬ間に絡め捕られてしまうと思ったりもする。

 気色は悪いのだが、場数を踏むとどんなことにも慣れて来る。

 大体、「回線の繋がっていない電話がチリンと鳴る」ようなことが起きたら、普通はお騒ぎで「お祓い」案件になると思う。

 ここは起きたこと自体が問題なのではなく、「どういう意図があるか」が問題になる。

 ま、イリスみたいな悪縁の存在を控え目とはいえ世間に晒しているから、多少面白くない気持ちがあるのだろう。

 先方にとって、ひとの心に沸く恐怖心が武器になり、また取っ掛かりになる。その意味では、これまで通り、「霊=恐ろしい存在」と思っていてくれなくては困るのだろう。