◎「私はイリス」
最初の画像の黒いショールを頭から被った女が「イリス」だ。
この画像を撮影した時に、自分からそう名乗った。
知人のT氏に教えて貰ったが、「イリス」はギリシャ神話に出て来る女性の名前らしい。
「リリス」になると、キリスト教の女悪魔になるのだが、何かしら関連がありそうだ。
今は固有名詞と言うより、こういう存在(女の悪縁)のことを「イリス」と呼ぶようになっている。
この画像が興味深いのは右側の黄色と肌色の「何か」だ。
さんざ考えさせられたが、「黄色い花を左右の手が掴み取ろうとしている」様子のようだ。「黄色い花」は生命に関わる「何か」だ。
何かしらの示唆があるわけだが、未だにまったく解釈できない。
二枚目は、たぶん、同じ女だと思う。
姿かたちが見えぬので、何のことか伝わり難いが、眼がぎらぎらと光っている。
過去に見たことがなければそれと気付かぬ筈だが、それはすなわち、見たことのあるもの(すなわち私)へのメッセージだということになる。
自分の姿を「極力隠す」のが、悪縁の悪縁たる所以だ。
イリスは圧力がもの凄いので、前に立たれるだけでもキツい。