日刊早坂ノボル新聞

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◎師長に気付かれる

師長に気付かれる

 病棟のベッドの枕元に「お供えの水」を置いているのだが、この日から紙カップでなく専用の茶碗にした。

 経緯は前に記した通りで、病院に来る度に、「バーサンが後ろをついて来る」という事態になったためだ。家でお焼香をすると、影が薄れるが、病院に行くと、またついて来る。

 いつも病院に戻っているらしい。

 だが、それに気付き、病棟のベッドの枕元に水を備えるようにしたら、あちこちの痛みがドラスティックに改善された。

 

 お供えの水を機器の陰に隠すように置いていたが、これを師長が目ざとく見つけ、「これはお祓いですか?」と訊いて来た。

 ちなみに、この看護師長には、「普段、死人を山ほど見ているから平気だろ」と、一度だけ「幽霊の画像」を見せたことがある。ウェブでは公開出来ぬレベルの画像だ。

 (人間と勝手が違うようで、想像を超え、師長はかなり退いていた。)

すると師長は、今、何かしらトラブルが生じているようで、「どうも身の回りがおかしいが、こういう時はどうすればよいのか」と訊いて来た。

 普段はあの世の話などほとんどしないのだが、師長は真顔だった。

 

 そこでごく簡単なご供養の方法を伝えることにした。

 「自分の枕元にコップ一杯の水を置き、『これでも飲んで休んでください』と言えばいいです」

 あとは無難にお引き取り下さい。

 水はカルキのないものが良いから、ミネラルで可。自然水ならもっとよい。

 

 程度の差はあれ、「あの世」関係であれば、丁寧に接することで、必ず好転する。

 その先は人によって異なるが、私のように「病気が理由でなく、原因が分からない不調」の時には、状態が著しく好転することがある。

 

 ま、最近の不調にははっきりした病因があり、循環器系の不調だと分かったので、私は来週、他病院の主治医の診察を受ける。

 それを決断したのも、「早いうちに行って診察を受け、処方を代えて貰え」という「声」が聞こえたためだ。

 もちろん、すぐにそっちの病院に予約を入れ、来週の週明けに診察して貰うことになった。

 ちなみに、今現在は何ともない。不整脈が少しあるくらい。

 だが、心臓の疾患はそんなもので、発症が短時間で通り過ぎると元に戻ってしまうが、それで治ったわけではない。

 全身の「妙な位置」が急に痛くなったりするが、大体は循環器系の疾患だ。

 心臓病患者の生死を分けるのは、予兆をどれだけ早く察知できるかということにかかっている。

 こういうのを事前に教えて貰えるのも、丁寧に「あの世」に接しているためだと思う。

 

 いつも思うが、車の構造(「あの世」のこと)を総て理解する必要はなく、無難に運転できればそれで良いと思う。

 枕元にお供えの水を置き、「感謝」や「慰め」を伝えるだけで、状況が改善するなら、何をためらうことがあるのか。

 もちろん、「あの世」のルールを信じぬ者には、どこまで行っても「ただの水」だ。

 

 「騙されたと思って、まずは実践することだよ。それでがらっと変わる」

 ま、困っている者は単直に「願ってしまう」から、なるべく問題が生じる前に修練を始める必要がある。