日刊早坂ノボル新聞

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◎チェコチームは素晴らしい(WBC)

チェコチームは素晴らしい(WBC

 WBC日本戦での先発投手は、あまりにも球が遅すぎるので、最初のうちは日本の打者がタイミングを合わせられなかった。正確には、先発サトリア投手はストレートが126キロで、女性タレントの稲村亜美さんの投げる球よりも遅い(w)。

 日本の高校野球の選手よりも断然遅いのだが、そこが逆に痛快だ。

 

 チェコに先に点を取られた時には、「日本チームはスペインとドイツに勝って、コスタリカに負けるヤツだよな」と頭に浮かんだ。

 だが、さすがにそんなことはない。

 チェコのチームはアマチュアでふだんは医師とか技師さんたちだ。だが、欧州予選を勝ち上がってここまで来たそうで、野球との向き合い方が真摯だった。

 草創期のメンバーは、自分たちが日に日に進歩していることを実感できるだろうから、さぞ楽しかろうと思う。

 オーストラリアと韓国を倒せば、予選突破もあり得るから、一泡吹かせて欲しいもんだ。

 素人集団がプロ選手に立ち向かうってのが、面白可笑しいから、韓国かオーストラリアのいずれかに勝ったりすれば、もはやサクセスストーリーだ。

 いずれ映画になるんじゃないかと思うし、して欲しい。

 少年たちみたいな表情は、野球のみならず、スポーツの原点が何だったかを教えてくれる。

 

 この感じは観ていて楽しい。

 チェコが参加してくれたことに感謝すべきだと思う。