日刊早坂ノボル新聞

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「北斗英雄伝」:「山ノ上権太夫」の幟旗

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「北斗英雄伝」の登場人物の心情を汲むため、象徴的な品は数々取り揃えてあります。

私の机の脇には、山ノ上権太夫の幟旗が掲げられています。
紋所は三文銭。
「オレなんぞ、値段を付ければ高々三文の取るに足らない男。だが三文には三文なりの意地がある」という意味です。
山ノ上権太夫は、5尺2寸の小柄な相撲取りですが、自分の2倍もあるような巨漢を次々倒します。
外見上のイメージは、やっぱりあの「舞の海」になります。

「この山ノ上権太夫は、ただ相撲を取るのだけが取り得の、つまらない男でがんすよ」
この後には、「はっはっはー」という高笑いが続きます。

山ノ上権太夫は、私の父のために創造したキャラクターになってます。
この物語自体も、老父を楽しませるために書いているようなものですけど。

背後の書庫の脇には、疾風の愛刀:千徳丸のモデルとなった刀が置いてあります。
刃は落としてありますので安全ですが、戦国時代の野太い刀なので重量があり、現代人が振ることはできません。