今朝方、仮眠の際に見た夢です。
気が付くと、何か教室のようなところにいます。
何かの講座?
周囲にも大人の男女が大勢いました。
2人の女が近寄って来ました。2人とも30台風。
当方の傍に来て、「あなた、昨日の夕方何していました?」と訊きます。
「仕事ですね。家に居ました」
「メールとか、よく使います?」
「日に最低50通は打ったり貰ったりですけど」
「ふうん。これ何だかわかります?」
1人の女性が差し出したものと見ると、「rcih」とワープロで書かれた紙です。
「ああ。これってキーを打つときに、指が早すぎて語順が変わったヤツね。本来はrichですよ。毎日仕事でたくさんワープロを打つ人にはよくあります」
「あなたのじゃない?」
「オレだって山ほどだけど、別に普通のこと。頭のrは変わらないけど、コンマ下の秒でキーをいくつも打つから、わずかな差で順番が替わる」
ここで別の女が口を出します。
「昨日、この講習を受けている○○さんが殺されたのですが、○○さんはこう書かれた紙を握っていました。今はこれを作った人を探しているのです」
「そんなのわかるわけない。ありふれた、普通のミスタッチですよ」
「あなたは、○○さんの隣によく座ってましたよね」
ははあ。どうやらこの2人って、殺人犯を探していて、それがオレだと言いたいらしい。
「この単語のミスプリと、まったく同じに打った人がいるんですよね」
後の女が差し出した紙を見ると、それはこの間提出した当方のリポートでした。A4のタイプ用紙3枚に打たれた英文の中に、赤鉛筆で丸印がしてあります。それがやっぱり「rcih」になってます。
「それが何なの?オレは昨日はずっと家でワープロを打ってて、外には出ていない」
「ワープロ?ほらやっぱり使ってるじゃない。このrcihもあなたじゃないの?」
女二人は、当方の「外出していない」を無視し、勝ち誇ったように紙を差し出してます。
こいつらは、どうあってもオレを犯人にしたいらしい。
「ねえ。お嬢さん方。殺人犯がオレだと言いたいのだろうけど、頭冷やして出直せば?大体、オレには○○さんを殺す動機がない。動機なくして殺人なしって言うでしょ」
「でもこのスペルはあなたですよね」
やれやれ。もうしばらく、こんなバカ女たちを相手にしなくてはならないのか。
ここで覚醒。