日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

時代は変わる

先日のこと、大型小売店の中で、たこ焼屋さんの前を通りました。
中では、3人の女性が忙しそうに、たこ焼を焼いていました。
 
店の前で眺めていると、従業員通しの会話から、3人のうち1人は外国人だということが判りました。
中国の方ですね。
日本人のダンナさんを持っていて、アルバイトをしているのでしょうか。
 
子どもたちのためにたこ焼を買って帰るべきか否かをしばらく思案します。
やはりケーキの類にしようか。
そう考えて、たこ焼屋さんの前を離れようとすると、お客が前にいなくなったタイミングを見計らい、女性店員が別の店員に注意する声が聞こえます。
「ああ、外国の人だし、まだ仕事に慣れていないのだな」と思います。
言葉だけでも大変だよな。
 
少し気の毒に思い、ちらっと振り返ってみると・・・、なんと店員を叱っていたのは、先程の中国の女性です。
ついつい立ち止まって聴いてしまいます。
すると、その中国の女性は、バイトどころかその店の店長で、日本人2人の仕事ぶりについて「こうしなくてはならない」と指導していたのでした。
外国の人=日本に慣れていない、は先入観だったのですね。
 
成る程。もはや中国は世界第2位の経済大国です。
いつまでも過去のイメージどおりでいる訳がありません。
人の交流は、過去の図式では測れなくなっているわけです。
 
今後は外国の若い人が沢山日本に来て、どんどん経済活動に参加して欲しいものです。
さらには、日本人と結婚し、日本に永住するようになればしめたものですね。
日本社会の少子傾向を止め、活力を取り戻す為には、人を「輸入する」他に即効性の高い薬は無いのではないかと思います。
時代はけして立ち止まることなく、どんどん変わって行きます。