日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第255夜 部屋の配置換え

日曜日の夕食後に、居間で寝入っていました。
これはその時に観た夢です。

ビルの1室にいる。
30畳くらいの広さの事務用の部屋だが、オレはここを居住用に使っている。
部屋の中央にカーペットを敷き、長椅子やステレオを置いている。
この配置がどうにも気に入らず、あちこち動かしては、またやり直していた。

「もし彼女が来たら、ここに座ってもらって」
そうなると、ステレオの音響がうるさくならないようにする必要がありそう。
カーペットは10畳くらいの広さなので、結局、家具のほとんどが中央に集まってしまった。
真ん中に少々の隙間があるが、オレはその隙間に寝袋を敷いて寝起きしていた。

寝袋に横になり、入り口のドアの方を見た。
ドアは金属製で重いつくりだ。
ドアの脇には15センチ角の小窓があり、来客が来ればそこから相手を確認できる。
「でも、逆にあそこから覗けば、部屋の中が丸見えだよな」
時々、誰かは知らないが、中年の男が覘いていることがある。
あれは誰だっけ。管理人?それとも。

これから彼女が来ることだし、あの小窓の前に物を置いて、覗かれないようにしなくては。
確か、小さな写真盾があったっけな。
写真盾には、父母が並んで写っていた。
「あれはどこに置いていたかな」
しばし考える。

ここで一旦覚醒。
トイレに行き、また同じ場所に戻ると、再び眠りに落ちる。

倉庫の中にいる。
普段人が訪れることが無い倉庫で、家の者の目を盗み泥棒が入るようになったので、点検に来たのだ。
やはり、金になりそうな品を選び、段ボールがいくつか運び出されていた。
母親が仕舞って置いた着物。
将来何かあった時のために買って置いた骨董品。
(骨董品は素人目では評価が難しいので、隠し資産として役に立つ。)

しかし、盗まれたのでは何の役にも立たない。
よし。盗人をやり込めてやろう。
段ボールを整理し直し、数個の段ボールの外側に「貴重品。触るな」と書いた紙を貼った。
もちろん、泥棒に触らせるためだ。
「触るな」と書いてあれば、必ず箱を開いて中を見る。
オレはその中に、大きなネズミ取りを仕掛け、風呂敷を被せた。
風呂敷に触っただけで、バチンと指が挟まれる。

これだけでは、泥棒が罠にはまる可能性は低い。
そこで、別の仕掛けを用意することにした。
まず、金になりそうな品を入れた木箱を用意した。
中には銀製品を入れてある。
これは外からでもそれとわかるようにした。

ただし、その銀製品に触るには、まず封を切り、包みを開く必要がある。
ややこしく結んであるので、手袋をしていては開けない。
まず間違いなく、泥棒は手袋を取る。
指で封を開けると、パッケージの間に塗った油がその指に必ず触れる。
一見して「錆止め」のようだが、その油には漆を大量に溶かしてある。
(油に漆を溶かすのは、漆が乾燥してしまうのを防ぐためだ。)
漆に直接触った泥棒は、数日のうちに両手がかぶれて、病院に駆け込むことになる。
はは。ざまあみろ。
漆職人でもない限り、漆を触った日にはひどい目に遭うだろ。
箱の中に紙を置いてやろう。

「お前が触ったのは、新型ウイルスだ。肌にブツブツが出たら、それはお前が感染した証拠だ。治療法を教えてやるから、すぐに連絡しろ。さもなければ3日で死ぬ」
もちろん、これに引っ掛かって連絡してくる奴は少ないだろう。
「捕まる」か、「さらにひどい目に遭う」ことになるからだ。
しかし、これは心理的な揺さぶりで、犯人は少なからぬ不安感に襲われることになる筈だ。
「指を切り落としてやりたいが、掃除に来た親族がこの罠にはまったら可哀そうだからな」
この辺にして置こう。

ここで覚醒。

前半と後半に、繋がりがまったくありません。
後半は先日、郷里の倉庫の中で実際に考えた内容でした。
どうやら泥棒に入られており、いくつかの品が消えていましたので、「こらしめてやろう」と思ったのが、心に残っていたようです。