日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第313夜 怨霊病棟 3

昨日、中断した個所からの続きです。

「何だか騒がしいな。あっちに行ってみよう。異変が起きたのはオレたちだけじゃないのかも」
医師と2人でナースセンターに向かうことにした。この医師は村岡という名だ。

カウンターの中では、看護師たちが声高に話をしていた。
そこに村岡医師が近づく。
「どうしたの?何かあったの?」
看護師たちが一斉にこっちを向いた。
「先生。出口が無くなったんです」
「え?どういうことだい」

看護師の1人、すっきりした顔立ちで背の高い娘が前に出た。
「病院から、なぜか出られなくなったのです。正確には出口がどこだったか、誰も分かりません」
村岡医師の眉間に皺が寄る。
「出入りは、表玄関でも裏口でも、どこからでも出来るじゃないか」
「それが、その玄関や裏口の位置を忘れてしまったのです。誰1人憶えていません」
これに村岡医師が小さく首を振った。
村岡はオレの方に向き直って、オレの表情を見る。
「そんなことはないだろ。出口なら・・・」
村岡が言葉を止めた。

「出口なら・・・。出口はどう行けば良いんだっけ。玄関はどこだったか」
村岡も思い出せなくなっていたのだ。
かく言うオレも、階段を下りてから先は、一体どういう作りになっていたのか、まったく思い出せなくなっていた。

「おい。どうやらオレたちの頭の中に悪霊が入り込んだようだ。オレたち全員の思考が支配されている」

ここで、またもや中断。
この先が結構面白いので、1本にまとめて見ることにします。
ちょっと意外な展開になってます。

色んな夢を観ることと、その夢(起きる直前のものだけですが)を覚えていることで、様々なドラマを想像・妄想するのは、かなり楽ですね。
ネタに困ることがありません。
もちろん、話として成立するかどうかは、また別です。
夢なので、断片的な内容に留まることの方が多いです。