日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

がんばれ小保方さん(7)

語気が荒いのと、「上から口調」なのは、腹が立っているから。
日々の感想を書くのがブログ(日記)なので、面白くない人は来ないでください。
ブログの場合は、読み手に選択肢があり「読まない」ことが出来ます。
この辺は、ネットニュースの後のツイートとは違うところで、誰がどの視点から眺めているかも明白です。

さて、2月10日付けで、理研が小保方さんの処分を発表しました。
しかし、確定事項ではなく、「検討」段階のものです。
「懲戒解雇」は、退職後なのでもう出来ないですし、「刑事告訴を検討」も、ビデオなど具体的証拠を出せないのでは意味がありません。
バッカじゃなかろか。
なぜ、こういうものを記者会見を開いて、わざわざ公表するわけ?

真実はそこにあります。

1)理研は「切羽詰っている」。
認可官庁(国)が沈黙しているのは、事態が深刻だから。
もしかすると、理研は存亡の危機にある。そしてそのことを理研の中枢も承知している。
このため、生き残りを賭けて、小保方氏独りの責任にしようとしている。

このことを実証する事実は、理事長以下の管理職の処分が無いか、軽いこと。
これだけ国内のみならず、国外でも認知された事件ですもの。普通は理事長以下、トップが最初に辞任するでしょ。
これが全くありません。

一方、国が沈黙しているのは、理研の対応を監視しつつ、理事長らの処分を考えているから。
理事長はノーベル賞受賞者(確か)なので、自ら辞めてくれれば良いが、処分するとなると国の研究体制全体が失墜するリスクがある。
理研の上層部は、その辺、研究者畑の人間なので、こういう風向きを読めない。
この会見を開くことで、国民の大半が「ああ。小保方さんのせいにしようとしている」と考えることに気づかない。

こんなことはどんなバカでも分かる。
当方でも分かるし、見識の浅いテレビ朝日でもフルタチでも分かる。
(この1行を入れたことで、すぐにネット検索には掛からなくなった模様です。)

2)「死ね」と言っている。
何とか無難に収めるためには、小保方さんにも「自殺してくれ」と願っている。
だって、上司が自殺したでしょ。
お前が死ねば、総てお前のせいに出来る。
そんな声が聞こえてきそう。
記者会見では、もはやそれが顔に出ていました。

これは絶対に死んではダメです。
小保方さんの研究の進め方は、大学院生レベル以下でした。
ところが、それを見抜けなかったのは、名だたる理研の研究者たちが、「そんなもんだ」ということです。
それを反省することなしに、生き残りのみを考える。

この辺は、本当に世渡りが下手です。
研究者として以前に、人間として最低だ。
しかも、それを隠す術を知らない無知さ加減にはびっくりさせられます。

理研はもはや潰さなくてはならない」
審議官から上の人たちは、今日の報道を見てそう思っただろうと思います。

返す返すも、初期段階で意べきことは次の点です。
色々方法論的な間違いはあったが、研究として可能性はある。もうすこしやらせてほしい。
新しい分野の研究には、ある程度リスクもある。
研究開発は、日本の将来のために必要だ。
総ての責任は、オレが取ります。

これを、ノーベル賞受賞者が言えば、皆が納得しました。
こういう対応は、コンサルタント(あこぎな)に任せた方が得策です。
しかし、優秀な人ほど、「自分は優秀だ」という意識があるので、「優秀でない者が見たらどう見えるか」を想像できません。
結果的には、バカをさらけだしてしまいます。

3)もし小保方さん一人のせいなら ⇒ それを見抜けない理研は、無能だ。
4)共同研究者を含め理研全体に責任があるなら ⇒ 無能だ。
結局、やればやるほど、理研は無能集団だという証明になるのです。

小保方さん
いくら「お前が死んで詫びろ」と言われても、死んだらダメだよ。
諦めたら終わりですが、「STAP細胞はあります」と言い続ける限り、チャンスは無くなりません。