日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎31日の驚愕(加計学園の県庁訪問)

◎31日の驚愕(加計学園の県庁訪問)
 どんどんスゴイ奴が出て来る。
 加計の事務局長が愛媛県に謝罪?に行ったが、「あれは作り話で」とヘラヘラ笑いながら話していた。
 おまけに、体を揺すり、視線をあちこちに反らしながら話しているところを見ると、メンタリストでなくともこの人が「ウソを言っている」ことが分かる。
 既に開学しているから、「どうせ大したことにはならないだろう」と踏んでいるのが歴然だが、到底許されることではない。
 それこそ総理のお友だちの筋だから、「県とか市なんか何も出来まい」とたかを括っているわけだ。

 今回、ひとつ分かったことは「新学部はいいね」は、おそらく加計理事長が学園内で語ったことだということ。事務局長はそれを聞いており、それを伝聞で語った。聞いた話なので、日付とかは不確かだし、「嘘を言った」という罪悪感もまったく無い。
 むしろ、理事長の責任を「私が被っている」「私が守っている」という誇らしげな気持ちさえある。
 それがあの笑いだ。
 この人は、自分が表に立つことを喜んでいるのだ。

 それ以前に、国会を揺るがす騒動に発展しているのに、加計氏が一切の申し開きをしないことが釈然としない。
 これが一番の不誠実な点で、うしろめたいことがある証拠だ。

 安倍政権は怖ろしい。
 公式文書、公的文書を否定し、好きなように書き換える。
 記録よりも「あいまいな記憶」のほうを重視する。関係者は嘘がばれると悪びれることもなく「あれは嘘でしたから」と言い放つ。
 もっと怖ろしいのは、それを知っていて、何も言わない自民党の方々だ。野党の無能ぶりよりこっちのほうが怖ろしい。愚かを通り越している。

 もはや水戸黄門の出番ではなく、仕事人とか天誅組の出番なのではないか。明治時代なら、主だった人の多くが姿を消すだろうと思う。
 (「もちろん、次に書く小説の話です」と付け足しておく。なにせ共謀法があるわけだし。)

 でも、今回はっきりしたことは、安倍政権が議論の余地無く完璧な「悪」だということ。その意味では、あの事務局長の振る舞いは助かる。
 下々の者には大それたことは出来ないから、安倍シンパの議員の活動に出張って行き、散々、妨害することから始めようと思う。