日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎聖天院の帰りに考えたこと

◎聖天院の帰りに考えたこと
 若い頃に、家の中でいわゆる心霊現象が起きるようになり、テレビやエアコンが勝手に点いたり消えたりするわ、誰もいない部屋でドタドタと足を踏み鳴らす音がするわ、はたまた、テーブルの上を「端から端まで皿が走る」という事態が生じました。
 さすがに「これは不味い」と思い、霊能者のO先生のところに相談に行ったのです。
 すると、先生は開口一番に「あなたは神霊体という素を持つひとで、他人の何倍も霊が降りて来る。若いうちから修行に入っていればよかったのに。そうすれば自分も他人も救えた」と言いました。
 そうは言われても、その時には既に大人でしたし、「今さら仕方ないよな」と思ったのですが、それから数十年経った今になり、「神霊体とはこういうことか」と納得するところもあります。
 「ここは出そうだ」と思ったところでは、ほぼ必ず写真に異常が出ます。
 気配を感じるだけでなく、頻繁に目視もするようになって来ました

 O先生には「前世で何度も修験者になっている」とも言われ、当時、頻繁に観ていた夢と一致していたので驚きました。
 しかし、そのO先生でも「一人が一人に生れ替わる」と見ていたふしがあるので、今となっては先生の霊感も「あやふやなもの」だったと分かります。
 たぶん、幽界の先が見えていません。

 霊能者の多くは、霊をあたかも「怖ろしいもの」であるかのように語りますが、それは表面だけの話です。
 目先の幽霊しか見ていないから、そういう話になるのですが、幽霊は単に「道に迷っている」だけで、怖ろしいものでも何でもありません。
 道に迷った者を、ただ「そこにいる」というだけで、念の力を用い打ち払おうとするから、相手が怒るのです。
 「立ち止まらずに、前に進むと良いよ」と諭すことで、大半の幽霊は去って行くものです。
 悪霊化したものでも、まずは繰り返し諭すことが大切です。

 もはや幾度も書いていますが、「死後どうなるのか」「どうすべきか」を理解する上で、最も大きな障害となっているのは、自称「霊能者」や「霊感占い師」です。あまりにも嘘が多過ぎますが、本人もその嘘を信じ込んでしまっていますので、始末に終えない。

 私はそろそろ、幽霊を「出して見せられる」段階に近付いているのですが、今後は、妄言を吐くこの手の人種に会ったら、本物の悪霊を手渡そうと思います。
 やり方は簡単で、ただ握手をするだけです。 
 ま、自分たちが語るように霊能力があるのなら、簡単に祓えるでしょう。