日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

気を付けよう

数々の持病があり、「先(残りの時間)はそんなにない」ことを自覚しています。
まだ歩いたりすることは出来ますので、見ためでは分かりません。
自意識の上でも、動ける時は他の人と変わりない、と思います。

ところが、ふとしたきっかけで状況が分かります。
怒りのスイッチが入ると、もはや止められません。
先が無いので、「どうでも良くなっている」からだろうと思います。
人間トラブルとかは、むしろ歓迎しているところがあります。
いざとなれば、嬉々として暴力を振るうと思います。

数日前に、道路を車で走っていたら、無謀運転の車が横から飛び出してきました。
急ブレーキものですが、咄嗟にスイッチが入ってしまい、ブレーキを掛けるどころか、アクセルの方を踏んでいました。
「当たれば当たれ」の勢いです。
車に衝突するまで、1辰△辰燭どうか。
当たったら当たったで、いつも工具は準備してありますので、すぐにそれで襲ったと思います。

家人が気づき、「オトーサン!どうしたの」と叫びました。
「いや。若いヤツに、お前が考えているのと人生は違うことを教えてやろうと思ってさ」
家人は怒り、「私が乗っているのに。オトーサンは腹を括っているのかもしれないけれど、私は違う」と言っていました。
なるほど。それもそうだ。

ここで考えたのは、「切れるのは、ひとりの時にしよう」ということ。
けして、「気持ちを静めよう」「切れないようにしよう」でないところが、先の無い人間の考えることです。
体の病気は、心も病ませるわけですね。