日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(日高) 160日目も雨

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体調がすぐれないので、昼過ぎまで横になっていました。
いまだ夏休みの次女が来たので、「体調も良くないが、精神状態の方がもっと悪い」と告げます。
次女は、父親が悩みを相談する1番手になってます。

「少し散歩でもして、トラちゃんに会って来ると良いよ。軽い運動と気を遣わない相手と過ごすことで、気持ちが前向きになるから」
「そんな簡単なことなのか」
「そうだよ。騙されたと思って行って来て」
ま、しばらくすると入院なので、今の内に行くことにしました。

今日も雨降りで、高麗神社は人がまばらでした。
前の参拝客は50台の小母さんです。お賽銭箱の所で傘を置いて、終わるのを待っていましたが、1分2分と経っても、動く気配がありません。
「どんだけ沢山お願い事をしてるんだろ」
そのままなんと5分。こんな長い人は初めてです。

でも、雨の中、後ろに人が濡れて立っているのに、長々待たせて置くようでは、そうそう願いがかなうかどうか。
せめて1歩横にずれるとか。
と、ここまで考えて、ここでそういう思考を止めることにしました。
神殿の中では、悪態や悪口は厳禁事項です。
たぶん、何か問題を抱えているだろうから、それが少しでも改善されますように。

「私は十分に人生を楽しんで生きて来ました。さっきの人に私の運を分けてあげて下さい」
こう念じたのですが、こうすると、なかなか良い気分です。
次からはこれだな。

ゆっくりと境内を隅々まで回ると、ちょうど15分くらい散歩したのと同じです。
朝からずっと雨なので、トラちゃんは居ませんでしたが、気持ちの方は少し前向きになっていました。
これがお詣りすることの最大の利点です。