日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎埼玉県民がニコタマに行ったら

今年、某企業に就職した次女は、ニコタマ付近のマンションに住むことになったのです。
 28日月曜は、父母で引っ越しの手伝いをすべく、次女の新居を訪ねることにしました。
 ひとまずニコタマ駅に降り、周辺がどんな感じのところかを見物しました。

 「ありゃまあ、埼玉とはかなり違うぞ」 

 人が沢山いましたが、皆痩せた人ばかり。太った人はほとんどいません。
 この夫婦を除き、田舎臭いオヤジやオバサンも見当たりませんでした(笑)。

 店が山ほどあるので、引っ越しに必要なもの、例えばカーテンとかカーペットとかが買えるかと思いきや、そういう品を扱っている店がありませんでした。
 ファッション関係かしゃれた小物類を扱う店舗しか存在しません。
 ショッピングセンターに入っても、そういうジャンルのフロアが無いのです。

 「ここの人たちは、いったいどこでカーテンを買うんだろ?」

 首を捻りながら、娘のマンションに向かいました。
 一旦、部屋に入ったのですが、電子機器が届くまで空き時間がかなりあります。そこで、他の家庭用品を揃えるために、再びニコタマ駅の方に行くことにしました。
 しかし、センスが良くて「使い難そうな」食器や敷物はあっても、ごく平凡で「いつでも捨てられるような」品が見つかりません。

 最初の転勤まで、おそらく数年しか住まない筈なので、引っ越しの時にあっさり捨てられる物の方が簡便です。
 でも、そういう品を売っていそうな商店が見当たりませんでした。
 ぐったり疲れて、娘の部屋に戻りました。

 ドアが閉まると、夫婦で顔を見合わせて、同じことを呟きました。
 「今日ほど『※ま※らがあれば良いのに』と思ったことは無いなあ」
 あるいは、ホームセンターか大手スーパーがあれば、一箇所で大半が揃えられます。
 チバ代表?の※※ンとかは、ここじゃあ勝負できんのか。
 
 結局、後日改めて、近所の※キ※ューでカーテンを買い、それを抱えてニコタマに行くことになりました。
 ちなみに家人は、道行く女性たちが「毛穴の無い、ツルンとした顔の人ばかり」「アジア系や南米系の外人が見当たらない」との感想でした。
 帰宅する時には、試しに南武線に乗ってみたのですが、こちらの空気は西武池袋線と同じ匂いがしていました(苦笑)。
 ほんの数駅しか違わないのに、雰囲気はエラく違います。

 サイの国の住民から見ると、はるか遠くの外国でした。
 依然として謎は残ったままです。

 「ニコタマに住んでいる人は、いったいどこでカーテンを買うんでしょ?」