日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第493夜 デジャヴ

夢の話 第493夜 デジャヴ
15日の今日は、ニコタマ近くに住む次女のところまで、家人と2人で行ったのです。
乗り換えのために、自由が丘で電車を降りた瞬間、「あれ?」と首を捻りました。
「母さん。今朝方ここの駅の夢を見たんだよ」
「へえ。どんな夢?」
次の電車が来るまで、少し時間があります。そこで待ち時間の間に、今朝の夢の話をしました。

目を開くと、電車に乗っていた。
車内は混雑しており、息苦しい。
ようやく駅に着いたので、電車を降りる。
着いたのはこじんまりした感じの駅だ。
「ここは都心っぽくないよな。JRかなんかのローカル線か?」
C県のローカル線に乗り、F県やその先のA県に行く夢も時々観ます。
改札を出ようとした時に、何気なくお尻のポケットに手をやりました。
「ありゃ。財布がない」
慌てて、上着やら鞄やらを探しますが、一向に見つかりません。
「今日は結構、沢山入れていたのに。すられたのか」
仕方ない。
とりあえず、駅員に被害を伝えよう。落としていれば、案外届いているもんだ。

「てな感じの夢だったよ」
夢と同じで、この日は混雑していました。
「じゃあ、正夢にならないように気をつけないとね」
「そうだね」
肩にかけた鞄を後ろに回し、お尻のポケットを押さえました。

次女の家に着き、家人がお土産を冷蔵庫に入れたり、掃除をしたりと働き始めます。
女子の部屋なので、父親とはいえ、男があれこれ触るわけには行きません。
仕方なく、カーペットに横になってテレビを点けました。
ちょうど3時半で、競馬の中継をやっていました。
実は、この日はG1で、ソコソコの「勝負レース」でした。
家を出る前に、ネットで馬券を購入してあります。

馬選びの根拠は…感汽咼妊、△海稜肋譟↓この距離が中心で、先入観を捨てるために新聞は読みません。そうなるとストレイトガールスマートレイアーだよな。
例によって、ここまでは冴えに冴えてます。
レースでは、直線残り2百檀婉瓩播??遼槎燭抜け出し、対抗が次位。
「そのまま決まれ」
しかし、2番手があと五十メートルで2頭に捕まってしまいました。
「3着までに残ってくれい」
願いもむなしく、1着→4着の入線に。
「イテテテ。ボックスにしとけよな」
終わった後は大体そう思います。

次女の家を出て、帰宅する際に、もう一度、あの駅に入りました。
そこで、はっと気付きます。
「ありゃ。今朝の夢って正夢だったじゃん。この駅に来た時に財布が空になった」
おまけにもう1つ気が付きました。
「JRの駅ではなくて、JRAかよ」

なんだか、うまく仕組まれたようなオチになってます。
ぜんぜん笑えない。