5月18日午後5時17分頃の記録。
今日は循環器科の通院日でした。
主治医と会い、最近の体調について報告しました。
帰路、病院を出て駐車場に向かいました。
この病院はいつも混雑しており、すぐ横の駐車場はいつも満杯です。
このため、3百メートルくらい離れた屋外駐車場に車を停めてあります。
こちらは病院から離れていることもあり、周囲には人気がありません。
今日は駐車場の入り口から30メートルくらい奥に車を停めていました。
駐車場に入り、自分の車に歩み寄ろうとします。
ところが、車の運転席の前に人が立っていました。
周囲は前後3台分くらい空いていますので、私の車に興味を持っているのです。
「ありゃ。車上荒らしかも」
思わず足が速まります。
過剰防衛と言われてもいいから、殴り倒してやろう。
小走りで走り、その人物に近づこうとします。
20メートル前まで近寄ると、視力の弱い私でも、さすがにその相手がどういう人か見えてきます。
「ありゃ。女だ」
暗い色のシャツと花柄のスカートを穿いているのが分かりました。
ここで足が止まります。
「おいおい。その格好で車上荒らしなんてするか?」
ここで胸ポケットからサングラスを取り出し、顔にかけました。
今日は天気が良すぎて、眩しかったのです。
その一瞬、運転席を覗き込むように見ていた女がこっちを向こうとします。
「え」
この髪型は・・・。
もしかして、時々、私のことを見ているヤツ?
写真に写る女?
おいおい。
まさか、この私に付きまとっているんじゃあ。
がっかりして、視線を地面に落とします。
「それなら、車上荒らしの方がはるかにましだよな」
思い切り殴れるもの。
人間ならね。
しかし、次に顔を上げたその瞬間、女の姿はありませんでした。
再び「おいおい」です。
周りには、少なくとも30メートル四方に人はいません。
1、2秒の時間で、どうやって移動したというの?
(頭の奥で「やっぱりそうじゃねえか」という声がします。)
昨年から今年は、こういうのがやたら多いです。
せっかく体調が少し良くなってきたというのに、こっちは相変わらずです。
こういうときに限って、カメラやスマホを持っていないのですが、仮にそれを持っていて撮影できても、変なのが写っていれば他人には見せられません。
(具合が悪くなる人が結構います。)
さすがに悶々としてしまいます。
「この場所」ではなく、明らかに「この私」に用事があるらしい。
いったい、「どうししてくれ」と言いたいんだよ!!!!
この状態をどうしてくれる。
誰か説明してみろ。
もちろん、したり顔で何か言うやつがいれば、即座に殴ります。
それだけ、気色悪く、かつ腹立たしいのです。
今日はスカートの柄まで鮮明に記憶してしまいました。
返す返すも、本当に気色悪いです。
せっかく今朝まで調子が良かったのに、すっかり下降線になってしまいました。
ちくしょう。