日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎ついに「悪霊」が消える

◎ついに「悪霊」が消える

 前回、心臓を治療して、そのすぐ後くらいに最大の危機が来たのですが、それからほぼ1年が経過しました。
 そして最近になり、ついに「悪霊」が消えました。
 完全に姿が見えなくなったのは、十年ぶりくらいではないかと思います。

 悪霊は多く女の姿をしているのですが、いつも色んな所に立っていて、じっと私を見ていました。
 1年前の治療後には、「2人の死神が来た」とブログやSNSに書いたのですが、あれもその仲間だと思います。

 今年90歳になる父は認知症が進行していますが、やはり同じような者を見ているらしいです。すなわち、三途の川が近くなると見え始めるのではないかと思います。
 しかし、自分の脳が作り出す像にせよ、外的存在にせよ、当人にとっての意味は同じです。
 どちらかを判別することは出来ないし、ほとんど意味がありません。

 映画などとは違い、この「悪霊」には具体的な質感もあり、声や音も出します。
 怖ろしいことに、当人だけでなく周囲の人にも、見えたり聞こえたりするのです。
 もちろん、写真に人影が写ったりすることもあります。
 そういう意味では、何とも説明のつかない存在ではあります。

 そして、その悪霊の気配がついに消えました。
 これで「三途の川」から少し離れたような気がしますが、しかし、状況は大して変わっていないので、楽観視はしないようにするつもりです。

 「悪霊」の中で、つくづく面白いと思うのは、決めどころで現れるヤツは、必ず「二人連れ」で来ることです。
 私はキリスト教徒でも何でもないのですが、カトリックでは「神の使徒は二人連れで現れる」そうです。それと符合しており、不思議な気がします。

 少しでも「先がある」と思えるのなら、他者に対して攻撃的になることも減るだろうと思いますね。やはり、「明日なき者」は危険な存在です。