◎マラソン大会で誘導ミス
小学生のマラソン大会で誘導ミスがあり、263人のうち完走が1人だけだった。
そのニュースをPCで見たが、ネット上は非難の嵐になっている。
大会関係者は致し方ないが、優勝した子どもに対してまで悪口を書く。
「資格がない」とか「意味が無い」、「表彰するな」とか。
完走したのが1人ならば、どういう理由があろうと、その子が優勝したことに違いない。
その子がズルをしたわけでもなんでもないのに、「取り消せ」とはあきれる。
スケートのショートトラックで、前の選手が全員転倒してがために、最後尾の選手が優勝したことがあったが、それとほとんど変わらない。
優勝した子には「急がば回れ。前向きに頑張れば良いこともある。この先も頑張ろう」と言えば良い。
この先の人生で頑張れる要因になるかも。
他の子には「人生にはこういうことは時々ある。大人になって運営する側になったら気をつけるように」と教えればよい。
児童が参加するマラソン大会は、そもそも優劣を決めることが目的では無かろうに。
心に余裕が無く、狭量な人間ばかりが声高にわめきたてることにあきれる。