日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(日高)梅が満開

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

◎梅が満開
 買い物の途中で、右肩から腕までが重くなりました。
 「ああ。こりゃ狭心症だな」
 すぐに、近くの公園に入りました。
 この辺、もはやベテランなので、「兆し」の段階から発症までの各段階を把握しています。
 私の場合はこういう展開です。
 1)右肩からひじくらいの間が重くなる。
 2)左の脇の下や、首の付け根が重くなる
 3)鳩尾が重くなる
 この先に進むと、立っていられない状態になります。

 このため、遅くとも3)までの間に、運転は止め、車を停止させる必要があります。
 1)から3)までは30分位の間隔がありますので、もはや事故を起こしたりすることはないと思います。
 これがバスやトラックの運転を仕事にしていたりすると、危機を感じた時でも休憩できず、重大事故を招く惧れがあります。

 公園に入り、ベンチに座ると、右肩がずしんと重くなってきました。
 左側なら悪霊の仕業なのですが、右側なので違います。
(冗談ですよ。そういうのは一度も悪霊を見たことのない人が言う話です。)
 そのうち脇の下にも来たので、心臓は間違いありません。

 「こりゃ、しくじったぞ」
 携帯を持っていません。スーパーなら近くに人がいますが、ここは田舎の公園なので、人はまばらです。
 「ま、仕方ねえ。腹を括るか」
 手を合わせ、拍手を打ちます。
 「かあさん。今までありがとう」
 最近、少しでも具合が悪くなった時には、最初に家人への礼を言うことにしています。このためなのか、当家は非常に夫婦仲が良くなりました(苦笑)。

 幸い、発症はそこで止まり、徐々に体が軽くなりました。
 何度も書きますが、これが心臓病の特徴です。
 あとはゆっくりと公園内を歩いて、普通に戻って来ました。
 白梅が満開で、花の香が公園中に漂っていました。