近所(組合)のお葬式でお手伝いをしました。
お焼香を済ませ、返礼品を受け取ると、そこに「長寿銭」という袋(熨斗)が入っていました。
故人が米寿を過ぎてから亡くなったケースでは、「めでたいもの」とみなし、このようにお金を包んで会葬者に配るものらしいです。中身は百円でしたが、昔は五円だったとのこと。
「これはどういうこと?」と長老に伺ったら、そういう回答でした。
やはり「使ってよいものかわからず、家に封筒が溜まっている」とのことです。
こういう理由で、葬式に祝儀袋が出ることもあります。
郷里で「長寿銭」の話を聞いたことはないですね。
逆に「お葬式の時には、お墓に行く間に、お金や米を撒く」という話をして驚かれました。