日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎夢の話 第590夜 八百屋

◎夢の話 第590夜 八百屋
 5日の午前4時に観た夢です。

 知人のYがS宿駅の前でバイトをしていると聞いた。
 「行ってみっか」
 駅前に行くと、かなり大きなテントが出ている。
 サーカスみたいだが、屋台だった。
 中に入ると、箱が山積みで、ほとんどが果物だった。
 背の高さよりも上の方まで箱が積んである。
 値札を覗いて見ると、えらく高い。
 イチゴ1パック5千円。9粒で5千円だ。
 バナナ1房8千円。
 メロン1個3万円。
 どんな高級なヤツなんだろ。
 すると、箱の山の間から、Yが顔を出した。
 「おお。来たのか」
 「まあな。年の瀬だし。買い物もしたいしな」
 「何が欲しいの?」
 「キウイかアボカド」
 「じゃあ。これがいいよ」
 Yが差し出した箱は、フルーツのセットだった。
 「4万5千円」
 てへへ。高けーな。
 だが、知り合いの手前、そんな顔は出来ない。
 「じゃあ、それでいいや」

 金を払うと、Yは懐に手を入れて、何かを差し出した。
 「じゃあ、これがお釣り」
 手の上のものに目を遣ると、札を丸めたものだった。
 中東の札だ。
 その札の中にも何か丸めたものが入っていた。
 こりゃ何だろ。
 すると、Yがオレを制止した。
 「おいおい。ここで開けるなよ」
 え。じゃあ、一体これは何?
 麻薬?それとも、何かの情報?
 頭の中でぐるぐると疑念が渦巻く
 この時、唐突にチャイムが鳴った。
 「ピンポーン」
 ここで覚醒。

 謎の多い夢で、何を示唆しているのかが分かりません。
 Yという人物と、果物、外国札の包みが、象徴しているものは一体何なのでしょうか。
 しかし、本題はこれから。
 例年、冬季には、玄関のドアを叩く音に悩まされてきたのです。
 多くは深夜1時から3時の間で、誰かがドアをノックします。
 これは頭の中だけで聞こえているのではなく、他の人にも聞こえます。すなわち物理的に起きていることです。
 今年は、試しに玄関の外に動作感応式のライトを2つ置きました。
 すると、ノック音はほとんど聞こえなくなりました。
 その代わりに、チャイムの音が響きます。
 (ただし、今のところ、聞こえるのは私一人のようです。)

 例年なら、この時期にはノックは終わっているのですが、このチャイムが今も時々鳴ります。さらに、ノックは深夜だけだったのに、チャイムは時間を選びません。
 思わず返事をしてしまうくらいの大きな音で、実際のそれとほとんど変わりません。

 今回、気づいたことがあります。
 まず、チャイムは家の入り口にあり、ライトより手前にあること。これを「誰か」のせいだとすると、その誰かは照明が嫌いで、玄関の前までは来られません。
 それで、手前のチャイムを鳴らす。
 だいぶフラストレーションが溜まっているのか、通常は3月で終わりなのに、止められずに今も続けている。まるでストーカーです。

 もし、その「誰か」が何かを伝えたくて来ているとする。
 それを知るにはどうすれば良いのでしょうか。
 答はひとつ。「扉を開けてみればよい」です。
 ノックなりチャイムなりがしたときに、玄関に行き、扉を開けてみれば分かりそうです。
 怪談なら、「前に誰かが立っている」という展開になると思いますが、たぶんそうではありません。
 外には誰も居らず、何も起きません。
 「誰か」が、私か、私の家の中に入って来るということでしょう。
 ま、やはり止めときます。

 霊的現象は、人が招いた時に発露します。招き入れない限り、外から人や建物に入って来ることはありまません。線を引いて、「ここからは入って来るな」と念じれば、通常は何も起きません。
 好奇心を持ったり、過度に期待や惧れを抱くと、どんどん立ち入って来ます。