日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

心霊写真の処理

 最近、どこに行っても、季節がらか、こちらからは何も言わないのに、「あの世」系の話を持ち出されてしまいます。
 昨日は通院日だったのですが、採血されている時に、看護師さんに訊かれました。

 「写真に変なものが写ったら、どうすればいいのかな。写ったことある?」

 ありますねえ。しかも頻繁に写ります。
 ちなみに、その前段階は、「患者さんが亡くなる前に『死んだら挨拶をしに来る』という話をしていたが、実際に思い当たることがあった」てな話でした。

 「すぐに捨てれば良いのですよ。ただそれだけ」
 「お炊き上げとか、ご供養はしなくて良いの?」

 いりません。理屈は簡単。

 街中でテロ事件が起きたとする。
 たまたま風景を撮影していて、犯人を撮影した。
 いかにも凶悪犯で、危なそうな顔をしている。

 この写真を、「ご供養」する者はいないし、その必要もありません。
 「祟りがあるのでは」と考える人もいません。
 それと同じです。(犯人が逃亡中で、まだ誰か特定できていない時は、「警察に届ける」が妥当ですが。)

 写真は、あくまで風景を写したもので、それ以上の意味はありません。
 もし、その心霊写真の主が、撮影者に関わって来るのなら、写真の有無に関わらず、ちょっかいを出してきます。画像があろうがなかろうが祟りますが、それはその悪霊が行うことで写真に起因するものではないです。丁寧に写真をご供養したところで、祟る時には祟ります。画像とは関係が無いのです。

 「気持ち悪い」と思ったらすぐに捨て、因縁を断ってしまえば、問題はありません。
 お坊さんや霊能者のところに相談に行く必要はないのです。

 もちろん、面白がったり、軽んじたりすると、良くないことが起きる場合があります。
 誰でも、馬鹿にされれば怒ります。