「毎年、10月から1月の間に、深夜、玄関のドアを叩く音がする」話の続きです。
9月12日午後5時45分の記録。
夕食の支度を終え、居間でくつろいでいると、階段を降りる音が聞こえました。
「あれ。息子がいたのかな」
しかし、そんな筈はありません。
息子は昼頃に学校に行きました。よって家の中には私一人です。
足音は階段を一段ずつ降り、その都度、両足を揃えてから次の段に移ります。
その「足を揃えて」が気色悪く、往生しました。
九字を切り、拍手を叩いたのですが、今も気色悪いままです。
「なるほど。さらに進んで、今年からは家の中でも起きるのか」
夏にもあれこれ起きていますし、なんとなく納得しました。