日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎夢の話 第668夜 遺言

◎夢の話 第668夜 遺言
 9日の午前5時に観た夢です。

 瞼を開くと、目の前のベッドに母が半身を起こして座っていた。
 「伝え切れなかったことは、きちんと残して置くから、それを見ればいいからね」
 ああ、あれか。
 立ち上がって、部屋を出ると、そこは二十年前まで住んでいた家だった。
 階段を上り、父母の部屋に入ると、箪笥の上にビデオテープが置いてある。
 「お袋は几帳面だから、遺言をビデオに撮っておいたのか」
 テープは十本くらいあり、背文字に数値が振ってあった。

 「4と6、7、8、9だ」
 他の巻には、番号がついていない。白のまま。
 ここで俺は呟いた。
 「お袋。これはどういうことだよ。俺に何を伝えたいのか。この数字って何を意味しているんだよ」
 この時、俺は自分が夢の中にいることを悟っていた。
 どうやら、母は俺に何かを知らせたいらしい。
 だが、俺にはそれがどういう意味なのかがどうしても分からない。

 ここで覚醒。