日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎堂々としている

◎堂々としている
 コンサートドタキャンの沢田研二さんは、大方に「非難される」ことを承知の上で、堂々と会見に応じ、自説を説明した。(「釈明した」ではなく、あくまで「説明」だ。)

 政治家がウソや愚にもつかぬ言い訳ばかり述べ立てるのに見慣れていると、すごく新鮮に見える。
 ボクシング協会の山根元会長なども、きちんと表に出て、ごまかすことなく説明していたが、その点は認めてもよいのではないかと思う。

 政治家はまるで正反対だ。
 「昨日初めて知りました」
 「記憶もないし、記録も残っていない」
 揃って同じレトリックを使うあの夫婦や、T大出の高級官僚などとは違います。
 日本文化の基調は「潔さ」だから、きっと日本の中枢を支配しているのは、日本人ではないのだな。

 ちなみに、四の五の言わずに、「天気が悪かったせいか(笑)、会場に来られない人もいたみたいですね。皆さん、ステージのほうに集まって貰って、一緒にがんがん盛り上がりましょう」と歌い始めれば、それはそれでオヤジを上げたと思う。
 金を貰って集めた限りにおいては、そのまま帰す手はない。来てくれた客に感謝すべきだ。

 ま、年齢的に、人生の締めくくりを考える齢なので、こういうこともあるだろうと思う。
 それ以前に、往年の大歌手のステージなら、やっぱり日本武道館の方が相応しい。
 さいたまスーパーアリーナなら、サッカーかパフューム。