日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎自殺をしてはいけない理由

◎自殺をしてはいけない理由
 自死(自殺)をしようとする時、心の中は慙愧で一杯になっており、後悔や恨みの念に囚われています。
 その念により、死んだ後も、そのままの状態で留まっていることが多いようです。

 自殺した霊の多くは、死ぬ直前の姿を留めており、首を吊ったりすると、目玉が飛び出て、舌が15センチも垂れ下がっていたりします。
 死ぬことで、苦しみから解放されるわけではなく、その苦しみが際限なく続くことになります。
 その意味では、どんな悩みを抱えていても、「絶対に自殺をしてはいけない」のです。

 昔は「出家」という方法で、それまでの人生を切り離すことが出来ました。
 出家をすると、家族や友人など、それまでの一切を捨てることになります。
 盆暮れに里帰りすることもありません。
 社会的な意味では、死ぬのと同じことです。
 しかし、今は「出家」はあまり一般的ではありません。
 受け皿が無くなっている(または少なくなっている)ということもあります。

 現在では、法的に「完全に世間と隔絶させる」ことがし難いという理由もあります。
 いじめを受けた子供がお寺に駆け込んだ時に、親が迎えに来れば、お寺では拒否できません。
 かつては、山門を潜って出家すれば、それがいかなる者であっても、外からは手が出せなくなりました。
 今も何かしらそういう機能を果たすものがあれば、いくらかでも自殺防止に役立つだろうと思います。

 画像に残る自殺者は、いずれも苦しげな表情をしています。
 死ぬことで、苦しみから解放されることは無いのです。
 高齢になり、肉体が滅びようとしている場合は若干、話が別ですが、若い人は自殺するくらいなら、総てを捨てて別のところに行くか、逃げるほうがましです。

 自殺霊はどこにでもいます。
 見た目が気持ち悪いのですが、心の中はかつての思いに占められていますので、生きている者に直接的な悪影響を及ぼすことはありません。ただ、自分と同じような心境の者がいれば、それと同調・同化しますので、「死にたい」願望が強くなります。
 死の直前には、その人をわっと取り巻くだろうと思います。