日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎執着心

イメージ 1

イメージ 2

◎執着心
 中央の人影は、現実には存在しません。
 要するに幽霊で、見たところ、壮年の男性です。
 何か事故でもあったのか顎が外れてしまっています。

 困ったことに、左腕に抱えているのが、どうやら女性の頭です。
 心の中がそのままかたちになった現れるので、死ぬ間際の執着心を示しているのではないかと思います。

 普通に亡くなった人は、「こうありたい姿」で現れますので、ほとんどの女性はきれいです。
 私が死ねば、たぶん、30歳くらいの姿になると思います。いつも夢の中ではそれくらいですので、自意識はそこなのでしょう。
 かたや、変死した幽霊は一変して、おどろどろしい姿になってしまいます。

 それも「元々がそういうもの」だと見なせば、別にどうということもありません。
 幽霊はシンプルに心情を現しますが、生きている人間の心の方がはるかに醜いです。