日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

小学校の幽霊

妻は小学校の英会話講師をしています。
毎朝車で駅に送りますが、今朝の車中でボソッと一言。
「最近、小学校にオバケが出る」
授業中に廊下の窓から、教室の中を覗くのだそうです。

その男の霊は、最初は教室の後ろの窓から覗くのですが、妻が無視していると、前のほうの窓に移動してそこからもう一度覗くと言います。
「オマエなんか知るか、自分とは無関係だ、と念じればいいじゃない」
「無視していると、教員室に座っている時に、すぐ背中の後ろまで来ちゃう。気配でわかるでしょ」
しかし悪意は無いようなのでそんなに気にならない、と妻は言います。

その男の霊は、隣国の北○○の人のような服装をしているということです。
それって、戦争中の国民服か軍服ですね。
妻は、自分は昔、日本軍の兵隊だったような気がする、と常々言っていますので、その男の霊は妻を自分の仲間だとみなして近づいてくるのかもしれません。
妻は外国籍ですが、初めて日本に来た時、「まるで郷里に帰ってきたような」気がしたそうです。

その辺をうろついている霊を一々気にしていたら、暮らしてはいけません。
世界では毎日何百万人かの規模で人は死んでいます。そのうち、1千人に1人の割合で成仏できなかったとしても、1、2年のうちに世界は不浄霊であふれてしまう。
いたる所が「心霊スポット」というヤツなので、気にする方がアホです。
実際、そこら中にいますし、大仰に騒ぐことなく無視していればよいことです。